「営業時間の変更ってどこから?」
「祝日や特別営業日の設定がわからない…」
そんな悩みを、この記事でまるごと解決します。
正しい営業時間の設定は、迷惑来店や機会損失を防ぎ、信頼度を高める最重要ポイントです。
ここでは基本の操作から特別営業時間、トラブル時の対処までを、店舗運用の現場目線でわかりやすく解説します。
Googleビジネスプロフィールの基本と「営業時間」の重要性
Googleビジネスプロフィール(GBP)は、Google検索・Googleマップに店舗情報を表示できる無料ツールです。
特に営業時間は、来店判断・電話・経路案内など、ユーザーの行動に直結する中核データ。正確に保つことで、問い合わせや行き違いを減らし、満足度と来店率を安定させられます。
基本的な営業時間の設定方法(通常営業)
- Googleビジネスプロフィールにログイン
- 検索結果またはマップ上の自店舗カードから「プロフィールを編集」→「営業時間」へ
- 曜日ごとに開始と終了を入力
- 時間帯を追加でスプリット(例:11:00–15:00/17:00–22:00)も設定可
- 定休日はその曜日を「休業」に設定
- 保存後、表示を確認(反映は通常数時間〜数日)
スプリット(休憩)時間のコツ
- 昼と夜で営業する飲食店、美容室のアイドルタイムなどに有効
- 「時間帯を追加」を使い、営業する時間だけを複数登録するのがシンプル
24時間営業の設定
- 開始「00:00」終了「24:00」で登録(曜日単位)
- 同一設定を複数曜日に適用する際はコピー機能を活用
特別営業時間(祝日・年末年始・臨時)の設定
特別営業時間の基本手順
- 「営業時間」→「特別営業時間」へ
- カレンダーで日付を選択
- その日の特別な時間を入力、または「休業」にチェック
- 保存し、反映を確認
使いどころの例
- 祝日・大型連休(GW/お盆/年末年始)
- 臨時休業(設備点検・台風など)
- イベント日だけ短縮営業・延長営業
※ 複数日にわたる期間は日付ごとに登録します。遅くとも1週間前の設定がおすすめ。告知は投稿機能やカバー画像差し替えも併用すると周知しやすくなります。
よくあるトラブルと解決策
1. 反映が遅い/表示が違う
原因:キャッシュ、審査の有無、外部サイトの古い情報、第三者提案の反映 など
対処
- ブラウザ/アプリのキャッシュ削除・再読込
- 数時間〜数日待機のうえ再確認
- 外部サイト(ポータル・予約サイト)の営業時間も更新して整合性をとる
- 「情報の修正を提案」やオーナー管理画面から再編集
2. 第三者に勝手に変えられるのが不安
対処
- オーナー確認を完了
- 通知をONにして変更提案に即対応
- 月1回を目安に定期点検
- 誤りはすぐ差し戻し/再編集(履歴・理由を簡潔に)
3. 保存できない/エラーになる
対処
- 入力の重複や矛盾(例:終了が開始より早い)を解消
- 必須項目の未入力をチェック
- 別ブラウザ・シークレットモードで再試行
- それでも不可ならサポートに症状を具体的に連絡
運用のベストプラクティス
- 季節前に先行設定:大型連休・繁忙期の2週間前には特別営業時間を登録
- チームでの点検習慣:週1回や月1回のルーティンで情報のブレを防止
- 投稿と連動:大きな変更は「投稿」でも告知し、アイキャッチ画像で目に留まる工夫
- 外部サイトも同時更新:公式サイト、予約サイト、SNSの営業時間を同時に整合
- レビュー対応とセットで:営業時間の誤解から生じた低評価には誠実に説明・是正
よくある質問(FAQ)
Q. 反映までどれくらいかかる?
A. 早ければ即時〜数時間、審査や混雑状況で数日かかる場合もあります。急ぎの周知は「投稿」で補完しましょう。
Q. 休憩時間はどう表現する?
A. その時間帯は登録しないで、営業する時間帯だけ複数追加するのがわかりやすいです。
Q. 特別営業時間はまとめて一括設定できる?
A. 期間指定の一括ではなく、日付ごとに登録します。カレンダーから連続で設定すれば短時間で完了します。
Q. 外部サイトの古い情報が原因で表示がズレる…
A. 公式サイト・主要ポータルの営業時間も更新し、検索結果の整合性を高めましょう。
まとめ:正確な営業時間が“来店の入り口”
- 通常営業時間は曜日ごと・必要に応じ時間帯分割で正確に
- 祝日・年末年始・臨時は特別営業時間で事前に登録
- 反映遅延や第三者変更に備えて定期点検+投稿で周知
まずは、今週と来月の予定から特別営業時間を先行登録してみましょう。ほんの数分の作業で、問い合わせ削減・来店機会のロス防止・信頼性の向上につながります。